婦人科健診(乳がん・子宮頸がん検診)
富士通健康保険組合では、女性社員・特例退職被保険者・毎年4月1日現在30歳以上の任意継続被保険者に対する疾病予防事業として、乳がん・子宮がんの予防のための『婦人科健診制度』を設け、健診に対する費用補助(健康保険組合補助回数:1回/年)を実施しております。
より多くの方に、本人負担がなく充実した健康診断を受診していただくため、2012年度受診分より、 「本人負担額の無料化」、「費用補助上限額の見直し」を行ないました。
乳がん・子宮頸がんは、早期発見することで、早期治療することもできます。
富士通健康保険組合の制度を利用して、毎年、健診を受診しましょう。
広報紙
健診内容
・乳がん検診・・・乳房超音波(エコー)またはマンモグラフィのいずれか
※契約健診機関によっては、視触診を行う場合があります
・子宮頸がん検診・・・子宮頸部細胞診
※検査の選択については、それぞれの検査の特性もありますので、違いを理解したうえで選択いただき 早期予防に努めていただきたく存じます。以下、ご参照ください。
マンモグラフィ検査とは?
乳房専用のX線撮影(レントゲン)で、乳がんの初期症状である微細石灰化の発見が得意です。
乳腺を拡げた状態で撮影するために、乳房を2枚の板で固定(圧迫)し、左右それぞれの乳房に対して左右斜め方向や上下方向からX線写真を撮ります。乳房をできるだけ薄く拡げるで、病変をより鮮明に写し出すことができるだけでなく、放射線被ばくを少なくすることもできます。
乳房を挟む際の痛みには個人差がありますが、乳房の大きさに関わらず、乳腺の割合の多い方が痛みを感じるようです。
乳房超音波(エコー)検査とは?
ゼリーを塗った乳房の上からプローブという小さな器具をあてて、反射波を画像化して乳房内を調べる検査です。
超音波とは人の耳に聞こえないほどに高い周波数の「音」ですので、放射線を使用しておらず、被ばくもありません。「しこり」の診断を得意としており、手で触ってもわからないような数mmのしこりを見つけることができます。
乳房超音波(エコー)のポイント
乳がんだけでなく、良性疾患である嚢胞(のうほう)や繊維腺腫の診断にも用いられます。妊娠中の方や授乳中の方はマンモグラフィではなく、乳房超音波(エコー)検査を受けましょう。また、20-30代の方をはじめ乳腺の割合の多い方にもおすすめです。
乳がん検診ではどちらを選べばいいの?
役割の違う二つの検査。より正確な診断のためには乳房超音波(エコー)とマンモグラフィの併用が理想ですが、いずれか1つを選択する場合は、個人の乳腺濃度によって推奨される検査が異なります。
どちらを受ければよいかわからない場合は、年齢がひとつの目安になります。
一般的に、40歳以降はマンモグラフィが推奨されていますが、個人の乳腺濃度によって推奨される検査が異なりますので、どちらの検査がご自身に向いているかが気になる方は予約時等に健診機関にご相談することをおすすめします。
補助対象者
被保険者(社員) | 女性全員 |
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特例退職被保険者 | 女性全員 |
任意継続被保険者 | 30歳以上 ※4月1日時点 |
注意事項
- 上記対象者以外の方の補助はありません。
- 資格喪失後に健康診断を受診された方は、富士通健康保険組合の費用補助申請対象外となります。
補助回数
1回/年(4月1日~3月31日)
受診方法
契約健診機関で受診する
富士通健康保険組合の契約健診機関で受診する方法です。契約健診機関に直接電話で予約してください。
契約健診機関以外で受診する
契約健診機関一覧に記載されていない健診機関などで受診する方法です。
検診車による婦人科健診を受診する
京浜地区を中心に実施する検診車で受診する方法です。オンライン予約または電話にて申込みください。
お問い合わせ
ご不明な点につきましてはご遠慮なくお問い合わせください。
健診コンタクトセンター
フリーダイヤル:0120-373-155(ミナサン!イコウ! ゴー!)
受付時間:月~金曜日10:00~18:00 [祝日除く]
メ ー ル :blp-kenshin@dl.jp.fujitsu.com
※富士通健保組合の健診業務は、富士通(株)100%出資のグループ会社である(株)ベストライフ・プロモーションに委託しています。